今回の記事では、自動車メーカーに勤める私が絶対お勧めしたいオプションを紹介したいと思います。マストレベルであった方がいいものを4つ紹介しましょう。
インテリジェントアラウンドビューモニター
日産とクラリオンとソニーが共同開発した駐車支援システムです。画面を2分割して使うことができます。上から見ているような画像+バックビュー(またはフロントビュー)をナビゲーションに表示して駐車の安全性を大きく上げてくれます。
車両にはセンサーが装着されており、駐車の際に障害物との距離が近づくにつれてソナーの色が緑→黄→赤と変化し、ブザーがなります。音で衝突の危険を知らせてくれるので安心できます。
https://www2.nissan.co.jp/SP/NOTE/VLP/SAFETY/TECHNOLOGY/index.html#aroundViewMonitor
インテリジェントアラウンドビューモニターは、現行で販売されている車にはマストと言っても過言ではないほど重宝します。メーカーオプションなので原則後付けできません。
インテリジェントエマージェンシーブレーキ+踏み間違い防止システム
緊急ブレーキです。衝突による被害を回避または低減するためのものですが、こちらもマストと言えます。
安心して車を操作できる万一の備えがあるのは運転中でも心強いものとなります。特にいろんな人が運転する車には必須でしょう。
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/performance_safety/nim.html
最近の緊急ブレーキは歩行者に対しても検知するほど性能が上がっています。メーカーオプションですが、最近の車はほとんど標準でついています。新車購入時には確認していただきたいです。
動作の動画はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?time_continue=12&v=LPVz6U6Kmqw
プロパイロットまたはインテリジェントクルーズコントロール
日産が開発したプロパイロットは、アクセル・ブレーキ・ハンドルの操作を自動的に支援してくれるシステムです。
前方の車に対して、車間距離と速度を一定にして自動追従してくれるので高速道路での運転がとっても楽になります。
使い方はとっても簡単。プロパイロットのスイッチを押して、「SET」を押すだけです。(写真はデイズのステアリングスイッチ)
特に効果を実感するのは高速道路が渋滞したときです。プロパイロットをONにすれば前方の車からの距離を常に一定にして車が自動的についていってくれるので車内での会話を楽しむことができます。東名高速や首都高を頻繁に運転する方はすぐに効果を実感できるはずです。プロパイロットはメーカーオプションなので、新車購入時にしか選択できません。ぜひつけたいオプションです。
メーカー純正フロアカーペット
フロアマットはお金をケチってはいけません。メーカー純正のものは、繰り返し洗っても問題ないように耐久性に優れているハイグレードのものを採用しています。
寸法は車ピッタリの設計なので、運転中にずれることがなく足元がしっかりと固定されていることは運転時の安全性にも関わりますのでぜひ入手したいアイテムです。ディーラーオプションなので、あとから追加することもできます。同じ車種でも年式によって寸法が違う場合もあるので、ディーラーに装着したい車を持ち込むといいでしょう。
寒冷地仕様
メーカーオプションである寒冷地仕様は装備したほうが良いです。なぜなら、ドアミラーのヒーターは寒冷地装備がないと装備されないので寒い時期、ドアミラーの曇りをとりたいときにとても便利だからです。雪国にいる方はほぼ必須ですし、寒い時期にクルマを動かしたい方はおすすめです。
参考リンク
https://www.nissan.co.jp/OPTIONAL-PARTS/FLOORCARPET/
あとがき
車のオプション選びは選択肢が多くて難しいですが、本記事に掲載されているものは今の事態必須と言えるものです。車の購入の際にご参考になれば幸いです。